過労死ライン月100時間が気になるときの確認と相談先
公開: 2025年1月15日 / 更新: 2025年1月15日 / 監修: 編集部監修
「過労死ライン 月100時間」と調べている時点で、働き方への危機感があるはずです。月100時間近い残業は、生活や体調への負担が大きくなりやすい水準です。自分の状態を軽く見ず、まず労働時間を客観的に残し、相談先につなげる準備をしましょう。
月100時間の考え方
時間外労働の上限規制では、特別条項がある場合でも月100時間未満、複数月平均80時間以内などの制限があります(厚生労働省)。また、長時間労働は労災認定の判断でも重要な要素になります。制度の判断は個別事情を含むため、記録を持って相談することが大切です。
記録を集める
出退勤時刻、休憩時間、休日出勤、深夜対応、持ち帰り仕事をメモします。勤怠データ、PCログ、メール、チャット、給与明細も保存します。サービス残業がある場合は、会社の記録と実際の働き方の差を示せるようにしておきましょう。
長時間労働では、本人が疲れで記録を続けられないこともあります。家族に共有する、カレンダーに短く残すなど、続けやすい方法を選んでください。
相談先と体調への対応
労働基準監督署、総合労働相談コーナー(厚生労働省)、弁護士、労働組合が相談先になります。気になる症状があれば医療機関へ相談してください。退職を考えるか迷う場合は、退職代行診断で状況を整理できます。
相談では、残業時間だけでなく休日出勤や深夜対応も伝えましょう。
退職代行を使う場合
長時間労働で上司へ退職を言い出せないなら、退職代行が退職意思を伝える選択肢になります。未払い残業代や有給消化の交渉がある場合は、労働組合型や弁護士型を確認しましょう。運営形態の違いを読み、候補は弁護士型カテゴリやサービス一覧で比較できます。危機感があるなら、先延ばしにせず外部へ相談してください。
よくある質問
- A.労災認定などで長時間労働の目安として語られる水準です。個別判断が必要なため、記録を持って専門窓口へ相談しましょう。
- A.一律には言えませんが、負担が大きい状況です。休暇、医療機関、労基署相談、退職を含めて早めに選択肢を整理しましょう。
- A.直接退職を伝えにくい場合に選択肢です。未払い請求があるなら弁護士型も確認しましょう。
Q.過労死ラインの月100時間とは何ですか?
Q.月100時間近い残業なら退職した方がよいですか?
Q.退職代行は長時間労働でも使えますか?
参考: 公的制度・一次情報
本記事で触れた制度・法令の詳細は、以下の一次情報をご確認ください。
- 民法(e-Gov 法令検索) 雇用契約の解約・退職に関する基本ルール
- 労働基準法(e-Gov 法令検索) 労働時間・有給休暇・解雇等の基本ルール
- 年次有給休暇とは(厚生労働省) 有給休暇の付与条件・取得ルール
- 傷病手当金(全国健康保険協会) 病気・けがで働けない時の所得補償制度
- 雇用保険の基本手当(ハローワーク) 失業保険(基本手当)の制度説明
- 総合労働相談コーナー(厚生労働省) 解雇・雇い止め・退職強要などの相談窓口