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退職代行の基礎

モームリの代わりになる退職代行は?報道を受けた選び直しの基準と代替候補

退職代行モームリ運営会社の逮捕報道を受け、代わりの退職代行を選び直す基準(運営形態・非弁リスクの見分け方)と代替候補の比較を整理します。

公開: 2026年6月28日 最終更新: 2026/06/28 監修: 編集部 読了目安: 10分

「モームリを使おうと思っていたのに、逮捕の報道を見て不安になった」——そう感じてこのページにたどり着いた方もいるかもしれません。退職を決めるだけでも大きな一歩なのに、頼ろうとしていたサービスの報道を目にすると、また振り出しに戻ったような気持ちになりますよね。

この記事は、特定のサービスを責めるためのものではありません。報道の事実を出典付きで簡潔に整理したうえで、代わりの退職代行を落ち着いて選び直すための基準と、その基準に沿った代替候補をお伝えします。焦って決めなくても大丈夫です。

大切なのは「どこが悪い」を決めつけることではなく、「自分の状況に合う運営形態を、対応範囲まで確認して選ぶ」ことです。

まず報道の経緯を事実として整理します

退職代行「モームリ」を運営する会社の代表らが逮捕されたと、複数の報道機関が報じています。報じられている内容を、伝聞として整理します。

  • 時事通信は、退職代行モームリの利用者を提携先の弁護士に有償であっせんしたとして、警視庁保安課が2月3日に弁護士法違反容疑で運営会社の社長と妻の従業員を逮捕したと報じています(時事ドットコム)。両容疑者は容疑を否認していると報じられています。
  • FNNプライムオンラインも、依頼者を弁護士に紹介し違法な紹介料を受け取った弁護士法違反の疑いが持たれていると報じています(FNNプライムオンライン)。
  • 弁護士ドットコムニュースは、この事案をもとに「弁護士紹介」がなぜ違法になり得るのか、弁護士法72条の観点から解説しています(弁護士ドットコムニュース)。

これらはいずれも報道であり、逮捕は容疑の段階です。有罪が確定したわけではなく、当サイトは運営会社やサービスを一方的に断じる立場ではありません。ここで確認したいのは、退職代行を選ぶときに「運営主体が法律上どこまでできるのか」を自分で見極める視点が大切だ、という点です。

なお、当サイトでは以前からモームリのページを情報として残していますが、申し込み導線については、労働組合または弁護士が運営し会社との交渉に対応できるサービスを優先的にご案内する方針にしています。

選び直しの基準①:運営形態で「できること」が変わる

退職代行は、運営主体によって法律上できることが異なります。ここを押さえるだけで、代わりを選ぶ精度がぐっと上がります。詳しくは退職代行の運営形態の違いで解説していますが、要点は次の3分類です。

運営形態主な対応範囲向いているケース
民間型退職意思の伝達、事務連絡の取次ぎ交渉が不要で、会社へ伝えるだけで足りる
労働組合型退職意思の伝達に加え、有給・退職日の交渉有給消化や退職日の調整を相談したい
弁護士型交渉、請求、損害賠償対応、法的助言未払い・ハラスメント・公務員など法的論点がある

民間型が担えるのは、退職意思の伝達や事務連絡の取次ぎが中心とされています。会社と条件を交渉する必要が出てきたときは、団体交渉権を持つ労働組合型や、法的請求まで扱える弁護士型が候補になります。

選び直しの基準②:非弁リスクの見分け方

報道の背景にあるのが、弁護士法第72条が定める、いわゆる非弁行為の問題です。弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務を扱うことは制限されています。

利用者の立場で、非弁リスクをすべて見抜くのは簡単ではありません。それでも、契約前に次の点を確認しておくと、対応範囲と自分の希望のずれに気づきやすくなります。

  • 運営主体が「民間企業」「労働組合」「弁護士・法律事務所」のどれかが明記されているか
  • 「弁護士監修」と「弁護士が個別に代理・交渉する」が区別して説明されているか
  • 有給・退職日・未払いなどの交渉を、誰がどこまで行うのかが具体的に説明されるか
  • 交渉が必要になった場合に、労働組合や弁護士へどうつなぐのかが示されているか

法律面をもう少し詳しく知りたい方は、退職代行の『非弁行為』とは?弁護士法違反になるケースと安全な選び方で、72条や労働組合の団体交渉権を一次情報とともに整理しています。

基準に沿った代替候補の比較

上の基準を踏まえ、当サイトが掲載している代替候補を運営形態別に整理します。料金や実績表示は変更される場合があるため、申し込み前には各公式サイトの最新表示をご確認ください。架空の口コミや体験談は掲載していません。

サービス名運営形態料金の目安交渉範囲の考え方
わたしNEXT労働組合型21,800円+組合費1,000円〜団体交渉権を背景に有給・退職日の調整を相談しやすい(女性向け訴求)
男の退職代行労働組合型21,800円+組合費1,000円〜同上(男性向け訴求)
退職代行ガーディアン労働組合型一律19,800円雇用形態を問わず一律料金の労働組合運営
弁護士法人ガイア総合法律事務所弁護士型55,000円〜交渉・請求・損害賠償対応まで相談しやすい
弁護士法人みやび 退職代行弁護士型27,500円〜金銭請求や損害賠償対応まで視野に入る

労働組合型のうち、わたしNEXT・男の退職代行は当サイトが提携している労働組合運営のサービスです。有給消化や退職日の調整を会社と交渉したい方が、まず候補として確認しやすい形になります。

労働組合運営『わたしNEXT』の詳細を見る

未払い賃金の請求や損害賠償への対抗など、法的な争点があらかじめ見えている場合は、弁護士型を先に検討したほうが対応範囲のずれを避けやすくなります。

弁護士運営『ガイア総合法律事務所』を確認する

状況別の選び方

上司に連絡したくないだけ 退職日や有給で揉める見込みが少なく、退職意思を伝えてもらえれば足りるなら、対応範囲を確認したうえで料金の分かりやすいサービスが候補になります。ただし、交渉が発生しそうなら次の形態も見てください。

有給を使ってから辞めたい・退職日を調整したい 会社が渋りそうなら、団体交渉権を持つ労働組合型が候補です。わたしNEXTや男の退職代行、退職代行ガーディアンが同じ形態にあたります。

未払い賃金・退職金・損害賠償の不安がある 金銭の請求や会社からの損害賠償の示唆が絡むなら、弁護士型を含めて検討したほうが落ち着きます。ガイアやみやびが弁護士運営にあたります。

公務員・業務委託・役員など立場が特殊 手続きが特殊になりやすいため、弁護士型に相談すると安心しやすいです。

自分がどこに近いか分からないときは、いくつかの質問に答えるだけで運営形態の目安が出る退職代行診断を使うと、候補を絞りやすくなります。

契約前に確認したいチェックリスト

  • 運営主体(民間企業・労働組合・弁護士)が公式に明記されているか
  • 退職意思の伝達だけか、有給・退職日・未払いの交渉まで含むか
  • 交渉が必要になった場合の対応者(労働組合・弁護士)が示されているか
  • 基本料金のほかに、組合費・後払い手数料・成功報酬などがないか
  • 相談内容がLINEやメールなど記録に残る形で確認できるか

これらを一つずつ確認すると、報道で不安になった気持ちを、具体的な判断に落とし込めます。料金を横並びで見たい場合はサービス比較一覧退職代行の料金相場ガイドも参考になります。

よくある質問

Q. モームリはもう使えないのですか?

運営会社の代表らが逮捕されたと各社が報じていますが、サービスの提供状況は公式発表や報道によって変わり得ます。当サイトはモームリを貶める意図はなく、代わりを探す方に向けて選び直しの基準と代替候補を整理しています。最新の状況は公式サイトや一次情報でご確認ください。

Q. 代わりはどの運営形態を選べばよいですか?

有給や退職日を交渉したいなら労働組合型、未払いや損害賠償など法的請求が絡むなら弁護士型が候補です。退職意思の伝達だけで足りるなら民間型も選択肢になりますが、対応範囲を契約前に確認してください。

Q. 労働組合型なら非弁行為の心配はありませんか?

労働組合型は団体交渉権を背景に労働条件の交渉を相談しやすい形ですが、訴訟や損害賠償請求は弁護士の領域です。運営主体と交渉範囲を契約前に確認することが大切です。

Q. どこから確認すればよいか迷います。

まず退職代行診断で運営形態の目安を出し、次に運営形態の違いで対応範囲を確認し、最後にサービス比較で候補を絞る流れが現実的です。

まとめ

報道で不安になったときこそ、料金や知名度だけでなく「運営形態」と「対応範囲」を軸に選び直すと、判断がぶれにくくなります。モームリの報道は容疑の段階であり、当サイトはサービスを一方的に断じる立場ではありません。ここでお伝えしたかったのは、自分の状況に合う運営主体を、法律上できる範囲まで確認して選ぶという視点です。

まずは、辞めたい日・有給の希望・未払いの有無・会社から連絡が来たときの不安を書き出してみてください。そのうえで退職代行診断運営形態の違いを確認すると、代わりの候補を落ち着いて絞れます。急がず、今の体力で確認できる範囲から進めて大丈夫です。

労働組合運営『わたしNEXT』の相談窓口を見る

よくある質問

Q.モームリはもう使えないのですか?
A.運営会社の代表らが逮捕されたと各社が報じていますが、サービスの提供状況は公式発表や報道で変わり得ます。当サイトはモームリを貶める意図はなく、代わりを探す方に向けて選び直しの基準と代替候補を中立的に整理しています。最新の提供状況は公式サイトや一次情報でご確認ください。
Q.モームリの代わりはどの運営形態を選べばよいですか?
A.会社と有給や退職日を交渉したいなら団体交渉権を持つ労働組合型、未払い賃金や損害賠償など法的請求が絡むなら弁護士型が候補です。退職意思の伝達だけで足りるなら民間型も選択肢ですが、対応範囲を契約前に確認してください。
Q.報道の非弁行為とは何ですか?
A.報道では、運営会社が依頼者を提携先の弁護士に有償であっせん(紹介)し紹介料を受け取ったとされる点が弁護士法違反の容疑とされています。詳しい法律の解説は非弁行為の記事で扱っています。なお、容疑段階であり、有罪が確定したものではありません。
Q.労働組合型なら非弁行為の心配はありませんか?
A.労働組合型は団体交渉権を背景に労働条件の交渉を相談しやすい形ですが、訴訟や損害賠償請求は弁護士の領域です。運営主体や交渉範囲を契約前に確認することが大切です。
Q.代わりを選ぶとき最初に見るべき点は?
A.退職意思の伝達だけで足りるのか、有給・退職日・未払いなどの交渉が必要かを分けたうえで、運営形態、料金総額、対応範囲、運営主体の確認しやすさを見ると判断しやすくなります。

参考にした公的情報

本記事では、制度・法令に関わる説明について以下の一次情報を参照しています。個別の判断が必要な場合は、各窓口または専門家へ確認してください。

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